丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

一つ失敗と一つ成功

本日の2クラスの話。

片方は今日は通常の講義型の授業でした。

2人の女子が珍しく終始私語に花を咲かせていました。

私語の注意のために授業を止めるのが嫌だったり(注目を与えていることになるので)、そういうタイプの生徒には私から指摘されるより仲間から指摘されることによって変化があると思っているので、特に指摘せず授業を続けました。

終わった後に少し落ち着いてあの対応で良かったかな〜と考えていたら、悪くはないけどもっとできたな〜と思い反省しました。

通常の授業であっても語りをしていいんだという認識を以前持ったことをすっかり忘れてしまってました。周りの生徒たちに、私語を周りのみんなが許してしまっている状態が悲しいということを伝えるべきでした。こそこそっと「しゃべりすぎじゃない?」「今は聞かないとじゃない?」「みんなの迷惑になってない?」と言ってもらえる仲間になれているのが一番素敵だと思います。

今度こういう機会があったら逃しません。

 

 

 

もう1クラスは先週末に2時間分の課題を出してみたクラスです。結果は課題が少し簡単だったのか、様子の割には全員達成してしまいました。もっとグループ間の交流もしながら違うタイプの人とも協力できて欲しいな〜と思ってみてました。

終わりの語りで次のように伝えました。

・まずは2時間お疲れ様。意外と自分たちでできることを実感してくれたら嬉しい。

・もっと期待したいこととして、自分とタイプの違う人と手を取り合える力をつけることが必要。できた人の方が多いのに協力できないのはもったいないし、まだできてない人がいるのに、私たち仲良しグループはできたからいいやという人と、その人たちも含めて一緒に頑張ろうとする人では、どちらが社会に出た時に求められるかは明らか。


褒めるところを褒めて、その後期待したいことを伝えられたおかげで伝わっていそうな人が多めだった気がしました。

次につなげられた気がします。

 

こうやって判断に悩んだり、上手く成長できてるのかな〜と不安になったりしてばかりです。でもそうやって続けていくものなんでしょうね。