丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

あの子達が再び進路を決める時期

今日は嫁様が母校の部活を見物に行っていたようで、そこで高校3年生の子と進路について相談のったと聞きました。

 

今の高校3年生は、私や嫁様が同じ中学で勤めていたときに所属した学年であり、私は嫁様の異動後に3年生時の担任もしました。

当時も「学歴の経済学」で読んだことや当時読んでいた本をもとに私なりに進路指導をしました。そんな子達が再び進路における大きな決断をする年を迎えています。

早いものです。

今の繋がりの中でしっかり相談したり情報収集したりして、最後には自分で決断できることを願っています。

コンセプトマップはやはり良い感じ

今日の昼間に読書をしているときにコンセプトマップを書きながらメモを取ってみました。

昨日の総合の授業で課題を見つけるときの方法としてコンセプトマップを紹介したのを思い出して、読書の時も使ってみようと思ったので。

 

良いものだとは知っていましたが、あまり多用している訳ではありませんでしたが、読書の内容を整理していくときにもなかなか良い感じです。

 

今読んでいる本はこのままコンセプトマップで整理していこうと思います。

今日の授業の反省、課題を明確にする

今日は2年生の授業と1年生の授業でそれぞれ反省点がありました。

2年生の授業では3時間任せてみた最後の授業だったので、お互いの不安を払拭するため最後に20分ほど解説を入れました。真剣に聞いてくれている子も多かったですがやはり私としてはしゃべりすぎかなぁと感じました。

お互いに不安を感じない程度に最初や最後に解説を入れる事は1つの手段だと思ってますが、これもなるべくなくしていきたいです。

 

1年生の授業では、無脊椎動物について特徴をまとめて、最後に自分が調べた無脊椎動物1つについて、「分類の問題を作ってもらう」と言うことをしました。

私の思いとしては、「この生物の体の特徴は〇〇です。さて何類に分類されるでしょう。」というような問題を想定していたのですが、多くの生徒がただ「この生物は何類でしょう」という問題を作っていました。

これは私が最初にやることを提示したときの伝え方が悪かったなと思って反省しました。『学び合い』のセオリーですが、やるべきことを一定の生徒に誤りなく明確に伝えるということをもっと意識しなければいけないです。

女子中学生の難しさ

久々に、女子生徒との距離感に難しさを感じています。

「ちょっと私に対する当たりが厳しいな」と思う一方で、クラスのためによく動いたり、手伝ってくれたりもしてくれます。教師がいなくても自分たちでなんとかしようという姿勢も見せてくれます。

別に好かれる必要はないと思ってますが、信頼関係は築けているいいなと思います。どうにもわかりません。

 

女子中学生は難しいので、私が意識していることは次の通りです。
・清潔感を保つこと(言葉遣い、所作、服装、におい)

・誰かを特別扱いをしないこと

・適度な距離感を保つこと

・縦の関係ではなく横の関係を築くこと

 

一応これでここ数年は大きな軋轢なく中学生達とやって来れているので、大丈夫じゃないかと思ってますが…

ちょっと今は慎重になっています。

 

退部の選択肢がないおかしさ

前任校でも現任校でもそうなのですが、部活動の書類に関する疑問があります。

それは入部届はあるのに「退部届」がないということです。

正確には「退部と転部」の届けがセットになっていて、どこかを止めるなら他のどこかに所属して、学校の部活動に入っておくのは当然という状態が当たり前になっています。

私は、部活動はやりたい子達が自主的にやるものだから強制するものではないし、入部した後に辞めたいと思ったら転部ではなく退部と言う選択を取るのもありだと思っています。

 

この退部兼転部届けに「学校の部活動には入るのが当然」という学校の傲慢さ、部活動の闇を感じてしまいます。

理科準備室を使いこなせないのは大変、パート2

今週まで、石川県の公立学校では理科の実験観察は禁止されていたので、5月からずっと実験観察を飛ばしながらきました。来週から少しコロナの対応が緩和されて実験観察ができるようになるため、昨日今日と改めて理科準備室を散策していました。

4月にも感じていたことですが、理科準備室や理科室のどこに何があるのかを把握しきれていないということは想像以上に大変です。パソコンのフォルダは慣れたつもりですが、理科室はすぐに実験観察ができなくなった分まだまだです。

 

しばらく準備がなくて時間的にゆとりがあった分、ここからはまたしばらく理科準備室達と仲良くなるまで苦戦しそうです。

自ら選べるというのはやはり大きい

脊椎動物の授業を2時間セットで任せてみています。

・最初に用語の確認

・2時間でやることの確認

①分類のための観点と基準を表にまとめる

②教科書に出てくる10の動物を分類する

③教科書の活用してみようにあるイモリとヤモリの分類をする

④単元導入で自分で選んで調べた動物が何類になるかを、体の特徴をもとに説明する。それをオクリンクで発信。

 

・あとはそれぞれでスタート(私はぐるぐる回りながら生徒同士を繋いだり、一緒に面白がったり、質問に答えたりしています。)

 

子どもたちは楽しそうに学んでいます。一斉指導では伏せてしまうような子も教科の内容の質問をしてきたときには少し鳥肌が立ちました。

 

どのクラスでも頑張っている様子が見られるので、やはり自分で選べる余地があるというのは生徒のモチベーションに大きな影響を与えるようです。

 

これからも常に生徒に選べる余地を作ることを意識して授業をしていきたいと思いました。


今日は2年生の方もいい感じでした。Chromebookの使い方で脱線すぎる場面でも全体に声かけをできて、伝わる子には伝わっている感じがしました。良い空気になりそうです。


さらに、今日はクラスで起こっている問題に関しても全体に語れたので、声かけをうまくできた日だったと思います。この感覚を大事にしたい。